在宅の看護師

看護師になって後悔している事

護師として働くようになってから、未だに割り切れないことがあります。
その事を考えると、私って看護師には向いていないのかなと思ってしまいますね。
なかなか割り切れない事というのは、人の死についてなんです。

 

私が働いているのは、重症度が高い患者さんばかりが入院している病棟なんですね。
だから、亡くなられる患者さんが毎日いる状態なんです。
そのような患者さんは長期に渡って入院している方が多いので、深く関わってケアを行っている場合が多いんです。
その分、患者さんへの思い入れが強くなりますよね。
深く関わってきた患者さんが亡くなった時の悲しみは、何度経験しても辛くて、
精神的に限界を感じてしまう事もあるんです。

 

一番辛いと思う事は、解剖室からの要請でヘルプに行って、ついさっきまで言葉を交わしていた患者さんの、
変わり果てた姿を見る時です。
その時には、看護師にならなければよかったと思ってしまうんです。

 

最近では、患者さんとどう接したらいいのか、わからなくなる時があるんですよね。
患者さんと深く接して、誠心誠意ケアをしたいと思っているんですけど、その後の現実を考えると、
患者さんと関わるのが怖くなる時があるんです。
それに、患者さんのお見送りをすませて病室に戻った時、他の患者さんに不安を与えないようにしなくてはいけないから、
普段通りに笑顔で接しなくては行けませんよね。

 

私にはその切り替えがなかなかできないんです。
患者さんをお見送りする度に、心が沈んでしまって、気持ちを切り替えるまでが大変なんです。
看護師の仕事をしているからには、人の生死に直面するのは当然だと思ってはいるんですよ。
でも、これでいいのかと考えてしまう事があるのは事実です。